鋼材の強度計算のワンポイント情報
鋼材は、重量で数量計算を行いますが、重量表がなくても計算で求められます
鋼材は、重量で数量計算を行い、販売も重量単価で行われます。鋼材には、JIS規格によるサイズ表や重量表があり、これらを使用して重量計算を行います。
JIS規格により、鋼材の形状・断面寸法ごとの単位重量が決まっています。 鋼材の単位重量、1m当たりの重量(kg/m)に、う鋼材の長さを掛けることで、一本あたりの重量が計算できます。一本当たりの鋼材重量=鋼材の長さ×鋼材の単位重量
鋼材の重量表がなくても、重量は計算で求めることができます。一本当たりの鋼材重量=鋼材の断面積×鋼材の長さ×鋼材の比重鉄の比重は、7.85です。丸鋼の断面積は、半径×半径×3.14 で計算します。板鋼の断面積は、厚み×幅で計算します。
コイルなどは、ロールごとに重量が異なるため、トラックごとに重量計に乗り、実貫重量を計測します。
鋼材の強度計算フリーソフトを導入すれば作業効率化と安全性の向上に繋がる
<正確な結果を導き出せる、鋼材の強度計算ソフト>
土木・建築工事などの構造設計や、機械設備の設計をに欠かせない作業のひとつが、鋼材の強度計算です。鋼材の強度計算ソフトは、手計算よりも正確かつ短時間で行うことができます。
<鋼材の強度計算ソフトの導入メリット>
計算ミスや計算方法の間違いを起こしません。提出する強度計算書は、見やすいものになるでしょう。必要な数値の入力だけで、短時間で強度の計算ができます。基本的に複雑な操作はありません。
<鋼材の強度計算ソフト、まずはフリーソフトを検討>
鋼材の強度が計算できるフリーソフトは種類も豊富です。鋼材の強度計算だけではなく、鋼材のたわみ計算や重量計算、H形鋼の梁継手設計などができるソフトも揃っています。
<鋼材の強度計算有料ソフトの検討>
鋼材の強度計算のフリーソフトを使った上で、物足りなさを感じる場合は、有料ソフトを検討しましょう。工学単位での経験が豊富な場合は、単位変換できる機能を有するソフトだと使い勝手がいいです。