鋼材の強度計算のワンポイント情報
鋼材は、重量で数量計算を行いますが、重量表がなくても計算で求められます
鋼材は、重量で数量計算を行い、販売も重量単価で行われます。鋼材には、JIS規格によるサイズ表や重量表があり、これらを使用して重量計算を行います。
JIS規格により、鋼材の形状・断面寸法ごとの単位重量が決まっています。 鋼材の単位重量、1m当たりの重量(kg/m)に、う鋼材の長さを掛けることで、一本あたりの重量が計算できます。一本当たりの鋼材重量=鋼材の長さ×鋼材の単位重量
鋼材の重量表がなくても、重量は計算で求めることができます。一本当たりの鋼材重量=鋼材の断面積×鋼材の長さ×鋼材の比重鉄の比重は、7.85です。丸鋼の断面積は、半径×半径×3.14 で計算します。板鋼の断面積は、厚み×幅で計算します。
コイルなどは、ロールごとに重量が異なるため、トラックごとに重量計に乗り、実貫重量を計測します。