目次
源泉徴収票ソフトのダウンロードが満載
源泉徴収票のソフトが必要な際には、下記のリンク集からダウンロードし、活用してください。
まずは色々試してみるのがいいものを見つける近道です。
VBA 給与計算・年末調整 R03 5.20Excel源泉票 令和2年以降版 1.0
自分で申告、源泉徴収H30年版 1811
退職金源泉税計算ファイル(2016年改正対応版)自分で申告、源泉徴収H30年版 1811
給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表EXCELシート
年末調整のソフトが見つかる
まずはこのページのダウンロードサイトのリンク集から、年末調整のソフトをチェックしてみましょう。
お探しのデータが見つかるかもしれません。
VBA 給与計算・年末調整 R03 5.20誰でもできる年末調整 平成29年版 2.0
年末調整計算システム(令和元年度版) 2019.0.0EXCELで年末調整
年末調整システム
源泉徴収票作成 源太郎
給与・賞与・年末調整自動計算シート
年末調整・源泉徴収票の耳寄り情報 その1
年末調整・源泉徴収票のシステム化に電子署名の付与は必須条件です
源泉徴収票の作成について、書面で発行する手間を減らしたい場合は、 パソコンなどのソフトを導入して、支払う側の電子署名や電子証明書を付けた上で交付する必要があります。事務処理自体は、給与関連のシステム化に伴い源泉徴収も効率化されるはずですから、 源泉徴収票の発行方法が重要な課題になります。 電子データ化した源泉徴収票に電子署名が付いているのであれば、 確定申告の際にそのまま資料として送信することが許されます。 そのため、交付される側の従業員にとっても、システム化で利便性が上がることになります。
源泉徴収票というのは、給与支払い者が書面で発行したものが有効とされますから、 交付される側が自分でプリントアウトして提出できるものではありません。 書面で発行する手間を減らしたい、そのために源泉徴収票をシステム化するのであれば、 電子署名をつけることは、必須条件になります。 また、源泉徴収票をシステム化する場合には、電子化データが 改ざんできないように策を講じる必要があります。
源泉徴収とは?年末調整と源泉徴収の処理について
源泉徴収とは、会社が給与などを支払う際に、収入から所得税などを差し引いて、国などに納付する制度です。 実際の年間収入と保険料などの控除額から本来支払うべき税金を算出します。 払い過ぎであれば税金が戻り、不足していれば追徴になります。 年末調整で所得税が返ってきて得した気分になりますが、払いすぎていた税金が返ってくるだけで損得には影響しません。 たくさん税金が返ってくるように、保険だけにはしっかり入っておきたいものですね。
1年間にA社とB社の2社でアルバイトをした場合の、年末調整と源泉徴収の処理は、次の2通りのケースが考えられます。 2通りのケースともに、源泉徴収票を持参して税務署に行き、確定申告を行う必要があります。派遣社員の場合も、アルバイトと同じ手続きとなります。
〇A社では甲区分として年末調整を行い、B社からは乙区分として源泉徴収票が発行されているケース
・A社の年末調整済の源泉徴収票と、B社の乙区分の源泉徴収票を準備して、確定申告を行ってください。
〇年末調整を行わず、A社とB社ともに、乙区分として源泉徴収票が発行されているケース
・A社とB社の支払い金額を合計し、税額表をもとに、所得税を計算します。
・A社とB社の源泉徴収票、所得税の計算書をもって、確定申告を行ってください。
収入と所得の違いについて詳しく説明します
収入と所得の違いについて説明します。
収入とは、入ってくるお金の総額、税込年収になります。 所得とは、入ってきたお金、税込収入から控除額を引いた金額になります。控除額は65万円です。
配偶者の税込年収が103万円以下の場合、配偶者の合計所得金額が38万円以下の場合は、 配偶者特別控除は出来ません。 その代わりに、配偶者控除380,000円を受けることができ、扶養控除等申告書のA欄「控除対象配偶者」に記入します。
配偶者の税込年収が103万円超~141万円未満の場合、配偶者の合計所得金額が38万円超~76万円未満の場合は、 合計所得金額に応じて、配偶者特別控除380,000~30,000円を受けることが出来ます。 給与所得者の保険料控除及び配偶者特別控除の申告書の右側「配偶者特別控除」に記入します。
配偶者の税込年収が141万円以上の場合、配偶者の合計所得金額が76万円以上の場合は、 配偶者特別控除を受けることが出来ません。
年末調整・源泉徴収票の耳寄り情報 その2
源泉徴収票は従業員に求められたらすぐ出せるような準備が必要です
年末になって、従業員の生命保険料金や配偶者控除などがあれば、会社は年末調整を行わないといけません。
年末調整は、払いすぎた所得税額を税務署に申告して、正しい所得税に変更し、多く納税したらきちんと返還してもらう業務です。年末調整は、例年11月ごろから始まります。 税務署のホームページなどには年末調整のやり方が掲載されるので、それらを参考にして、必要書類を準備しましょう。 会社で揃える書類だけでなく、従業員の保険料支払い証明書なども必要になります。 従業員に徹底して、年末調整の終了に間に合うように書類を揃える必要があります。
確定申告で必要になる源泉徴収票は、 給与を受け取ってる人が請求すれば、会社は発行する義務があります。 退職者はもちろんですし、アルバイトやパートなどの非正規雇用者であっても確定申告の必要があり、 源泉徴収票の請求を求められたら会社は、きちんと発行しなければなりません。 勤務日や勤務時間、雇用条件や交通費など、源泉徴収票に記入しなければならない項目はいろいろあります。 このような情報を日頃からきちんと管理し、項目を入力すれば、源泉徴収票をすぐに出せるように準備しておく必要があります。
サラリーマンの給与と年末調整の仕組みをチェックします
サラリーマンの給与は、毎月の給料から健康保険、厚生年金、雇用保険料、 そして所得税が控除された残額が支給されます。 所得税は、会社が税務署の代わりに徴収して納めます。 この仕組を源泉徴収というのですが、会社は源泉徴収義務者といわれます。 毎月の所得税は、扶養の数だけで概算の金額が徴収されており、生命保険料控除や住宅ローン控除は考慮されていません。 そこで年末調整で、それらの所得控除を加味して正確な所得税を計算するわけです。
源泉徴収票をシステム化するには、社員一人一人の様々な情報をすべて記載する必要があります。 その為にはまず個人の情報を管理するシステム化を推進し、さらにその計算を経理の個人情報に 結合させる為に個々の情報の管理と、それを統合するシステム化が必要になってきます。
個人の情報管理は、個人のデータベースの構築が必要で、人事課や経理などの個人管理が重要となるため、 個人情報管理マニュアルを作成することも有効だとされています。 個人の管理が安定することで、社員の変更があったデータは頻繁に更新することができて、 源泉徴収票の記載項目にも間違い等の不備が改善されます。
源泉徴収票に記載されている項目は、科目や支払金額などの重要な記載があり、 年末には会社は必ず源泉徴収票を作成して交付しなければなりません。 そのため、期日を考慮したスピードが必要であり、毎月の経理とそれ以外の部門との連携を考えたシステムが求められます。 効率のいいシステム化を推進することが重要なポイントになります。
年末調整のシステム化はサラリーマンにとって大きなメリットがあります
サラリーマンにとって年末調整は煩雑な手続きを強いられるものであり、会社にとっても作業の軽減は必須だといえます。 経理処理や給与計算のシステムを導入することで、年末調整のシステム化も簡単に行えるはずです。 給与担当者としては社員に配布する申告書の準備を大幅に効率化することができ、 提出された書類のチェックへのリソースも削減できます。
社員側としても前年データを流用するなど、入力作業の効率化を図ることができるので、 システム化することによるメリットは大きいです。 さらにクラウドに対応するモジュールなどもあるので、ウェブ画面上からシステムへと入力できるので、 社員側もスマートフォンやタブレットを使って簡単に利用できるのが最大の特長かもしれません。
年末調整に関して、会計処理や給与計算のシステムを導入する時の課題としては、まずデフォルトでの対応がほぼないという点でしょう。 別途モジュールという形で追加購入する形が多いので、その点は注意しておく必要があります。 また、もう1つの課題としては、少人数の企業ではシステム化そのものへの効率化による寄与が少ない点があるので その点も考慮しておくべきです。
年末調整・源泉徴収票の耳寄り情報 その3
源泉徴収票のシステム化には会社の規模・人数にマッチするソフトが必須です
源泉徴収税額は、給与から天引きされる所得税の合計額です。
源泉徴収税額は、次のように計算した課税所得額に、税率を掛けて、さらに控除額を差し引いて算出します。
課税所得額=②給与所得控除後の金額-③所得控除の額の合計額
以下の条件で、課税所得額を計算します。
②給与所得控除後の金額=500万円
③所得控除の額の合計額=220万円
課税所得額=②給与所得控除後の金額-③所得控除の額の合計額
=500万円-220万円=280万円
課税所得額 280万円に対する、税率を10%、控除額を97,500円として、
源泉徴収税額を計算します。
源泉徴収税額=課税所得額×税率-控除額=2,800,000×10%-97,500=182,500
多くの社員を抱える企業の悩みの一つは、年末調整の煩雑さでした。社員は自分の申告書を提出するだけでいいのですが、会社の経理部門はそれを集計したり申告書を作成したりと、膨大な時間と労力を奪われてしまいます。これをシステム化することができれば経理部の負担を楽にすることができるのです。そのためには源泉徴収票作成ソフトを導入しなければなりません。
システム化するためには、何をどうするかという手順について定式化する必要があります。煩雑な処理を一律に処理できる、源泉徴収票作成ソフトを導入すればそれができます。源泉徴収票作成ソフトを導入するときは、会社の規模、社員の人数にマッチするものを導入しなければなりません。
年末調整で控除される保険の種類と控除申告書の書き方
保険料控除申告は、給与所得者の保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書(通称「まるほ」)の、配偶者特別控除の欄以外の部分を使って申告します。年末調整で控除される保険は次のものです。
1.生命保険料控除
2.地震保険料控除
3.社会保険料控除
4.小規模企業共済等掛金控除
〇生命保険料控除の書き方について
都道府県民共済や、民間の生命保険会社に加入して保険料を支払っている場合、次の保険料のそれぞれの欄に記入します。
・一般の生命保険料
・介護医療保険料
・個人年金保険料
・学資保険
記入する項目は次の内容ですが、保険会社から送られてくる「保険料控除証明書」に記載されています。
保険料控除証明書を、よく確認して、記入してください。
・保険会社等の名称:〇〇保険、〇〇生命、〇〇共済など
・保険等の種類:養老、終身、学資保険など
・保険期間又は年金支払期間:〇年、終身など
・新旧の区分:
・あなたが本年中に支払った保険料等の金額:
保険料には、新保険料と旧保険料という区分があり、それぞれ計算式が違いますが、簡単な内容ですから、よく見て記入してください。
経理業務が行う年末調整の負担軽減に自動化・システム化が求められています
社員一人一人の給料と税金を扱う年末調整は、企業にとって必須の経理業務です。この年末調整は、社員の給与計算と申告チェックがとても煩雑で、作業完成にかかる時間と処理は膨大になります。
給与計算ソフトには、給与や人事関係に関するマスターデータを、年末調整の申告支援を行うシステムなどがあります。さまざまな項目を自動化・システム化することによって、かなりの効率化が図れます。
システムの選定については、会社に合ったソフトを選ぶ必要があります。自社の経理担当者でも操作できること、会社に必要な機能が備わっていること、また予算的に折り合いのつくもの、こうした条件を満たす給与計算ソフトを導入しなければなりません。
年末調整のシステム化はできる限りペーパーレスで行うのがポイント
年末調整のシステムを導入しても、紙の申告書に記入してもらいそれを入力する、 というのでは年末調整に伴う申告事務の効率は大きく変わりません。 システム化して、無駄をなくし効率化を図るためには、事務処理する側だけでなく、 申告そのものに際しての効率化も検討する必要があります。 年末調整のシステム化については、他の財務関連のシステム化と同様に、 できる限りペーパーレスで効率化することが重要なポイントです。
税金は本来、1年間の収入に基づいて算出しますが、源泉徴収は1年間の収入を予測し、 その総額と扶養家族によって支払額が決められます。 そのため、実際に納めるべき税金との間に差が生じることになります。 これは1年間の給与などを支払った年末にならないと分からないため、毎年12月に年末調整を行います。 年末調整では、保険料の控除などが適用されるため、必要な書類を会社に提出しなければなりません。