バックホウ・油圧ショベルなど掘削機(excavator)の重機のCADデータは、効率的で提案力のある図面を作成するのに欠かせない重要な要素の一つです。CADデータ使用は、作図に要する労力を大幅に削減できます。しかも、CADデータを用いたプレゼンテーション資料なら、発注者や住民への施工計画説明で、分かりやすく伝えることが可能です。
バックホウ・油圧ショベルのCADデータ、規格寸法図、仕様書、カタログが、ダウンロードできます。バックホウ・油圧ショベルの仕様書・スペックの項目は、バックホウの機械質量・バケット容量・定格出力、低騒音指定、排ガス対策の指定バックホウ、解体仕様車、ロングブーム、ピースブーム、ロングフロント、双腕仕様機のバックホウなどになります。
バックホウ・油圧ショベルの、CADの最新データをダウンロードできるサイトについて掲載しています。
記事の後半では、バックホウと油圧ショベルの使い分けについても説明しています。
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目次
バックホウ・油圧ショベル 2Dcadデータ
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バックホウ・油圧ショベル 3Dcadデータ
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バックホウと油圧ショベルの使い分けは
この項では、一般的なバックホウと油圧ショベルの使い分けを説明しましょう。
油圧ショベルは、油圧シリンダーにより作動する、腕状のもの(ブーム、アーム)の先端に、バケットを取り付けて、土砂地山などを掘削、または整地する自走式建設機械です。
アーム先端に取り付ける作業装置は、土砂等の掘削に適したバケットが標準ですが、バケット以外のアタッチメントで、様々な用途に使用できます。
製造メーカーにより、油圧式ショベル、ユンボ、バックホー、パワーショベル、ドラグショベル等の商品名がつけられています。
1990年代に、社団法人日本建設機械工業会により、新たに制定された統一名称が「油圧ショベル」です。
油圧ショベルの形態の中で、アームの先端に取り付けたショベルが、進行方向側を向いているものがパワーショベル、手前を向いているものが、バックホウと呼ばれています。
そのため、バックホウは、掘削土を機体側に手招きするように引き寄せる形になり、その形状から、地表面よりも下の掘削に適しています。
一般的には、地表より上の掘削はパワーショベル、下の掘削はバックホウ、という使い分けがされています。
バックホウ・油圧ショベルに求められるものは その1
バックホウは、人間の手のような動きができる特徴があります
油圧ショベルは、製造メーカーによって様々な呼称があります。
バックホウは、バケットを機体側に引き寄せる方向に動かして作業するタイプの油圧ショベルです。
ユンボは、もとはフランスの建設機械メーカーの商標でしたが、日本では、油圧ショベルを指す代名詞となっています。
建設工事の分野では、バックホウやユンボ、フォークリフトなどが大活躍しています。バックホウやユンボの主な役割は、土を掘り起こしたり、その土や土砂をダンプカーの荷台に乗せたりすることです。アーム型で、人間の手のような動きができるという特徴があります。
バックホウやユンボには小型のものもあるため、旋回にも便利で小さな工事現場などでは非常に重宝されています。よく建築現場や作業現場で使用されているアーム型の重機は、油圧ショベルとよばれるものです。先端のアタッチメントを取り替えることで、様々な用途で使用することができます。
掘削機械の種類、特徴と用途について
バックホウは、ショベル系掘削機(excavator)の一種で自走式のキャタピラと360°回転できる上部施回体とからなっています。本体と先端にある掘削装置(バケット)を付け替えることによって、小規模から大規模掘削が可能な建設機械です。油圧ショベル普及以前は、機械式ショベルが主流でした。しかし、油圧ショベルの操作が機械式と比べ簡単であること及び正確な掘削が可能であることより急速に置き換わりました。
機能として、主に地面を掘削するために使われる建設機械で「ユンボ」と呼ばれることも多いです。これは商標であって、官公庁や一般的には「バックホウ」と呼ばれています。
特長としては、地面より低い所の掘削に適し、水中掘削も可能で溝や建築基礎等の掘削に適しています。掘削作業以外にも、整地や山腹の切取り作業も可能です。バケット容量は、0.60m3未満を小型、0.6m3から3.0m3未満を中型、3.0m3以上を大型と呼びます。その他に0.2m3未満のミニバックホウ等も都市部では活躍しています。
油圧ショベルは、キャタピラにて走行するものが多く、路面が不整地でも作業しやすいことが特徴になります。また、小回りがきくことや狭い場所でも作業できるミニショベルもあります。これは車両の重量が6トン未満のものを、ミニショベルの呼び名で区別しており、手軽に利用することができます。バックホウは、機械質量・バケット容量・定格出力等により機種が異なります。油圧ショベルのクローラの操作方式は、現在ではJIS規格により統一されています。
パワーショベルは、上部旋回体にショベルの作業装置を取り付けたもので、地表面より上の掘削に用いられます。ドラグショベル・バックホウは、主力は油圧式で、地表面より下の硬い土の掘削に適しています。ドラグラインは、地表面より下の軟らかい土や砂利などの掘削を行います。河川や軟弱地など作業に適しており、硬い土の掘削には適しません。
バケット掘削機は、バケットホイールエキスカベータともいいます。大規模土木工事に用いられ、掘削と積込が連続して行えます。比較的軟らかい土地の掘削に適しています。トレンチャーは、連続溝掘削に用いられます。
バックホウのクローラ型・排出ガス対策型は、油圧力で爪付きバケットを上下に動かして掘削する方式で、掘削機の代表的なものです。ドラグライン、クラムシェルは、ドラグラインのバケットをクラムシェルバケットに付け替えた形のもので、掘削方式はロープに吊り下げたクラムシェルバケットを落下させて、土砂をつかみ掘る方式です。クラムシェルの規格はバケットの平積容量(m3)、作業半経(m)、吊能力(t)で表します。クローラクレーンをベースにしています。
油圧ショベルの海外メーカーでは、ドイツのリープヘル社のものが国内ではよく輸入されています。
土木機械は、設計時から安全性を重視して作られています
バックホウやユンボなどの建設機器は、非常にパワーがあるために、安全に使用しないと危険が伴います。そのため、これら土木機械は、設計時から安全性を重視して作られています。設計時には、CADデータを用いてコンピューター上で管理することで、正確性を確保しています。バックホウ、ユンボなどのCADデータを活用することで、様々な編集を行うことができる様になるのです。
土木分野のCADデータは決して充実しているとはいえません。クボタ、コベルコ、ヤンマー、コマツなど、各建設機械メーカーの公式サイトを検索するのは、手間がかかります。そのうえ、バックホウと油圧シャベルやユンボには、0.25m3・0.45m3・0.7m3・0.8m3など、各重機に色々な種類があります。
そこで今回の記事で、バックホウ・油圧ショベル・ユンボなどのCADデータの利点や必要性、図面を作成するのに役立つCADデータ、cad図のリンクをまとめて紹介しています。
バックホウ・油圧ショベルに求められるものは その2
プレゼンの提案力の向上法、他社と差別化した図面の作成法
<プレゼンでの図形イメージの使い方が難しい>
バックホウと油圧ショベルは、プレゼンでの図形イメージの使い方が難しく、外見は似ていますが、違う重機です。重機配置を間違えれば、プレゼンが台無しになるおそれがあります。
<図形CADデータがプレゼンテーションの提案力を向上>
バックホウなどのCADデータを用いて、リアリティのある図面を作成することで、必要な重機の種類や台数を、直感的に伝えることが可能です。騒音や振動もイメージとして伝えることができ、プレゼンテーションの提案力を向上します。
工事現場において、バックホウ・油圧ショベルは、ほぼ必ず使用する重機です。また、その重機の配置計画は、施工計画立案時において必要となります。なぜなら、限られた施工ヤ-ドにおいて、どのような大きさの重機が、どのように配置できるのかという点を、発注者等に説明する必要があるからです。そこで便利なのが、バックホウ・油圧ショベルのCADデ-タです。
CADデータによって、重機の大きさ、ミニバックホウや小型バックホウ、ロングアームやブレーカーなど形が細かく表現できます。0.25m3・0.45m3・0.7m3・0.8m3のバックホウと油圧シャベルやユンボなどももちろん、揃っています。そのため、施工ヤ-ドの必要な大きさ、構造物との干渉状態等の、シュミレ-ションに非常に役立ちます。
また、発注者への施工計画説明において、完成イメ-ジがつかめます。各施工ステップ時に、どのようにバックホウや油圧ショベル、ロングアームやブレーカーなどを配置できるか、どのような作業を行うか等を、分かりやすく伝えることができます。
ちょっとしたことで不具合が起き、思うように利用するのが困難となってしまう場合も少なくありません。不具合が起こってしまった理由を事前に理解しておくことで、作業を問題なくスムーズに行うことが可能になります。
出典:バックホウ・油圧ショベルのCADデータの活用、提案力のある図面にする方法
バックホウ・油圧ショベルのCAD習得の必要性
それでは、建設業界の仕事において、いかに、バックホウ・油圧ショベルのCADの習得が必要かということについてお伝えしましょう。
こんなにあるCAD習得によるメリット
習得後のメリット、仕事の幅が大きく広がる
バックホウ・油圧ショベルのCADを習得することによって、建設業界における仕事の幅が大きく広がります。
① CADも使えるエンジニアとしての魅力
エンジニアとして、CADを習得しておくと、CADオペレ-タ-への作図依頼をスム-ズかつ的確に行えます。
バックホウと油圧シャベルやユンボなら0.25m3・0.45m3・0.7m3・0.8m3などの違いはもちろん、ロングアームやブレーカー、クボタ、コベルコ、ヤンマー、コマツなどメーカー別に描くことができればなお良いでしょう。
また、CADで確認しなければ分からない詳細な部分の確認を、自ら確認することが可能であり、緊急対応を要する図面の修正等を、自ら行うことも可能です。
例えば、バックホウ及び、油圧ショベルの配置検討において、CADオペレ-タ-には大まかな配置計画を指示します。
そして、細かい配置検討においては、自ら検討することにより、手戻りを防止し、検討時間の短縮へと繋がります。
② CADオペレ-タ-としての活躍
現在、建設業界では、エンジニアの高齢化が進んでいます。
高齢のエンジニアは、CADを使用できない方が非常に多いです。
そんな背景の中、CADを習得することによって、建設業界においてCADオペレ-タ-としての活躍が見込まれます。
高齢のエンジニアより、設計図面作成の指示を受け、施工計画立案のため、バックホウ、油圧ショベル等の重機配置検討を行うことができます。
また、バックホウ・油圧ショベル作業について、発注者への説明協議用図面の作成を行ったり、詳細な土木施設設計図面の作成を行ったりと、非常に重宝されます。
CAD技術者の需要は年々増加し、就職や転職で優遇される
現在、建設業界では技術者不足で、各企業におけるCAD技術者も不足しており、その需要も年々増加しています。
また、今までの2次元CAD技術者の需要も増えておりますが、インフラの品質向上の面においては、3次元CAD技術者の需要も増加すると予想されます。
今後、増々CAD技術者が必要とされています。
そのため、CADを習得することによって、建設業界等における就職や転職において、優遇される場合が多々あります。
バックホウや油圧シャベル、ユンボなどを0.25m3・0.45m3・0.7m3・0.8m3にわけ、クボタ、コベルコ、ヤンマー、コマツなど各メーカー別に描ける技術があると、なお一層優遇されるでしょう。