造園工事、造園設計基準、鉢容量・植穴容量

造園工事、造園設計基準、鉢容量・植穴容量のワンポイント情報

造園工事・造園設計の植生工とは?植物の生育に重要な植栽基盤について

植生工は、植栽工と、播種工に区分されます。 播種工に用いる種子は、のり面緑化の目的と施工条件に応じて選定します。 自然環境の復元を主な目的とする場合は、群落形成の中心となる主構成種と、それ以外の群落を形成する種を混合して選定します。のり面の浸食防止を主な目的として、短期的なのり面の浸食防止が目的である場合は、草本類を選定します。また、長期的なのり面の浸食防止が目的である場合は、維持管理の少ない草本類と木本類を混合して選定します。

植生工の播種工は、工法や使用材料により、次のように分けられます。 機械施工のものは、種子散布工、客土吹付工、植生基材吹付工などがあり、人力で施工するものは、 植生マット工、植生シート工、植生筋工などがあります。 播種工の選定については、日本道路協会の道路土工 のり面工・斜面安定工指針に基づいて、 気候、目標とする群落タイプ、切土と盛土の区分、のり面勾配、土質、 土壌硬度などを考慮して選定します。

植栽基盤とは、植物が生育していくために必要な土壌の領域のことをいいます。良質な広がりと厚さをもった植栽基盤は、植物の生育にとって、たいへん重要な要素になります。植栽基盤は、植物の根群が生育するための有効土層と、その下部の排水層により構成されますが、排水層は有効土層下位の土壌が透水性不良の場合に必要になります。
植物の生育に適した有効土層の条件としては、次のものがあげられます。透水性が良好であること、土壌硬度は規定数値以下であること、酸度が適正な範囲であり中性から微酸性であること、植物の生育に障害となる有害物質を含まないこと、養分が適切量含まれていること、適度の保水性があることなどが、植物の生育に適した条件になります。

農業農村整備事業において使用される基準類について

土地改良工事積算基準には、土木工事編、機械経費編、調査・測量・設計編、施設機械編と、工事工種の体系化などの基準書があります。

農業農村整備事業に使用される施工基準には、土木工事共通仕様書、土木工事施工管理基準、土木工事施工管理基準の手引、施設機械工事等共通仕様書、施設機械工事等施工管理基準、工事監督必携、土木工事等施工技術安全指針などの基準書があります。

農業農村整備事業において使用される基準類には、次のようなものがあります。
土地改良事業計画設計基準・設計には、ダム、頭首工、水路工、パイプライン、水路トンネル、ポンプ場、農道、海面干拓、水利アスファルト工、耐震設計、ファームポンド、ため池整備などの基準書があります。また、よりよき設計のために 頭首工の魚道、土地改良施設 耐震設計の手引き、よりよき設計のためにここが知りたいQ&A、よりよき設計のポイントなどの基準書もあります。


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